プログラミング言語の1つであるJava。Javaの最大の特徴はオブジェクト指向であることです。そのため、オブジェクト指向について理解することでJavaをマスターできるといえるでしょう。
オブジェクト指向の「オブジェクト」とは、データ及びそのデータに対する操作を1つにまとめたカプセル化したものと捉えることができます。このカプセル化したオブジェクトを1つの部品とし、それらを複数組み合わせてプログラミングしていくことがオブジェクト指向言語なのです。オブジェクト化するメリットとしては、オブジェクトの名前さえ知っていれば、その内容について深い知識がなくても活用できることが挙げられます。またオブジェクト化により既存プログラムの使い回りも可能となるため、作業の効率化にも繋がります。プログラムをはじめからコーディングする手間が省けるので、システム開発に必要な日数を抑えることができるのです。
そしてJavaにはマルチプラットフォーム性と呼ばれる特徴も存在します。マルチプラットフォーム性とは、様々な端末環境で動作するWebアプリケーションを1つの実行ファイルで実現できることです。本来であればOSごとにプログラミングする必要がありますが、Javaならその必要がありません。これによりシステム開発にかかる手間を省くことができるのです。
このようにJavaはオブジェクト指向、マルチプラットフォーム性という特徴があるために、世界で主流なプログラミング言語の1つとして数えられています。